○椎葉村会計年度任用職員の給与に関する規則
(令和2年1月21日規則第1号) |
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第1章 総則
(趣旨)
第1条 この規則は、椎葉村会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例(令和元年条例第29号。以下「条例」という。)の規定に基づき、会計年度任用職員の給与に関し必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この規則において使用する用語は、条例において使用する用語の例による。
第2章 フルタイム会計年度任用職員の給与
(新たにフルタイム会計年度任用職員となった者の号給)
第3条 新たにフルタイム会計年度任用職員となった者の号給は、条例第5条第2項の規定により決定された職務の級の号給が別表に定める職種別基準表(以下「職種別基準表」という。)の基礎号給欄に定められているときは当該号給とし、当該職務の級の号給が定められていないとき及び職種別基準表の職種欄にその者に適用される区分が定められていないときは、当該職務の級における最低の号給とする。
[条例第5条第2項]
(職種別基準表の適用方法)
第4条 職種別基準表は、職種欄の区分に応じて適用する。
(経験年数を有する者の号給)
第5条 新たにフルタイム会計年度任用職員となった者のうち、経験年数を有する者の号給は、次の各号に掲げる経験年数の区分ごとに、それぞれその月数を12月(各区分におけるその者の経験年数のうち5年を超える経験年数の月数にあっては、18月)で除した数(1未満の端数があるときは、これを切り捨てた数)に当該各号に定める数を乗じ、当該乗じて得た数を合算した数を第3条第1項の規定による号給の号数(前条の規定による号給を含む。)に加えて得た数を号数とする号給とすることができる。
[第3条第1項]
(1) 通常の勤務時間の1週間当たりの平均時間が31時間以上である月からなる経験年数 4
(2) 通常の勤務時間の1週間当たりの平均時間が23時間15分以上31時間未満である月からなる経験年数 3
(3) 通常の勤務時間の1週間当たりの平均時間が15時間30分以上23時間15分未満である月からなる経験年数 2
(4) 通常の勤務時間の1週間当たりの平均時間が15時間30分未満である月からなる経験年数 1
(特殊な経験等を有する者の号給)
第6条 特殊な経験等を有する者を採用する場合において、号給の決定について前条の規定による場合には著しく常時勤務を要する職を占める職員(以下「常勤職員」という。)及び他の会計年度任用職員との均衡を失すると認められるときは、同条の規定にかかわらず、これらの職員との均衡を考慮してその者の号給を決定することができる。
(給料の支給)
第7条 条例第7条において準用する期日は、翌月21日とする。ただし、その日が国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)による休日(以下「祝日法による休日」という。)又は日曜日若しくは土曜日に当たるときは、その日前において、その日に最も近い日で祝日法による休日又は日曜日若しくは土曜日のいずれにも該当しない日を支給日とする。
[条例第7条]
2 給料の支給日後において新たにフルタイム会計年度任用職員となった者及び給料の支給日前において離職し、又は死亡したフルタイム会計年度任用職員には、その際給料を支給する。
(通勤手当)
第8条 条例第8条において準用する給与条例第10条に規定する通勤手当を支給されるフルタイム会計年度任用職員の範囲、通勤手当の支給額その他通勤手当の支給及び返納に関し必要な事項については、常勤職員の例による。
(時間外勤務手当等の支給)
第9条 条例第10条において準用する給与条例第13条に規定する時間外勤務手当、条例第11条において準用する給与条例第14条に規定する休日勤務手当及び条例第12条において準用する給与条例第15条に規定する夜間勤務手当の支給については、常勤職員の例による。
(時間外勤務手当の割合等)
第10条 条例第10条において準用する給与条例第13条第1項の規則で定める割合、同条第3項の規則で定める時間及び規則で定める割合並びに同条第4項の規則で定めるものについては、常勤職員の例による。
(休日勤務手当)
第11条 条例第11条において準用する給与条例第 14 条前段の規則で定める日及び規則で定め割合並に同条後段の規則で定める日については、常勤職員の例による。
[条例第11条]
(宿日直手当)
第12条 条例第13条第1項において準用する給与条例第17条に規定する宿日直手当の支給される勤務は、椎葉村職員の勤務時間、休暇等に関する規則(平成7年規則第3号)第7条第1項に規定する勤務とする。
(期末手当)
第13条 条例第15条において準用する給与条例第20条から第20条の3までに規定する期末手当を支給されるフルタイム会計年度任用職員の範囲、期末手当の支給額その他期末手当の支給及び一時差止めに関し必要な事項については、常勤職員の例による。
(勤務1時間当たりの給与額の算出)
第14条 条例第16条の規則で定める時間は、毎年4月1日から翌年の3月31日までの間における祝日法による休日及び12月29日から翌年の1月3日までの日(祝日法による休日を除く。以下「年末年始の休日」という。)の日数から土曜日に当たる祝日法による休日及び日曜日又は土曜日に当たる年末年始の休日の日数を減じたものに7時間45分を乗じて得た時間とする。
[条例第16条]
第3章 パートタイム会計年度任用職員の給与
(時間外勤務に係る報酬)
第15条 条例第20条第2項の規則で定める割合は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める割合とする。
(1) 条例第20条第2項第1号に掲げる勤務 100分の125
(2) 条例第20条第2項第2号に掲げる勤務 100分の135
2 条例第20条第3項の規則で定める割合は、100分の25とする。
(休日勤務に係る報酬)
第16条 条例第21条第2項の規則で定める割合は、100分の135とする。
(期末手当)
第17条 条例第24条第1項において準用する給与条例第20条から第20条の3までに規定する期末手当を支給されるパートタイム会計年度任用職員の範囲、期末手当の支給額その他期末手当の支給及び一時差止めに関し必要な事項については、常勤職員の例による。ただし、第20条第2項第1号から第4号については別表第2のとおりとする。
2 条例第24条第1項の1週間当たりの勤務時間が著しく短い者として規則で定める者は、当該パートタイム会計年度任用職員について定められた勤務時間の1週間当たりの平均時間が15時間30分未満の者とする。
3 条例24条において読み替えて準用する給与条例第20条第4項の規則で定める額は、次に掲げる額の合計額とする。
(1) 条例第19条に規定する特殊勤務に係る報酬の額
[条例第19条]
(2) 条例第20条に規定する時間外勤務に係る報酬の額
[条例第20条]
(3) 条例第21条に規定する休日勤務に係る報酬の額
[条例第21条]
(4) 条例第22条に規定する夜間勤務に係る報酬の額
[条例第22条]
(報酬の支給)
第18条 条例第25条第1項の規則で定める期日は、翌月21日とする。ただし、その日が祝日法による休日又は日曜日若しくは土曜日に当たるときは、その日前において、その日に最も近い日で祝日法による休日又は日曜日若しくは土曜日のいずれにも該当しない日を支給日とする。
2 報酬の支給日後において新たにパートタイム会計年度任用職員(月額で報酬が定められている者に限る。以下この項において同じ。)となった者及び報酬の支給日前において離職し、又は死亡したパートタイム会計年度任用職員には、その際報酬を支給する。
(時間外勤務に係る報酬等の支給)
第19条 パートタイム会計年度任用職員の時間外勤務、休日勤務及び夜間勤務に係る報酬は、その月の分を翌月の報酬の支給日に支給する。ただし、その日において支給することができないときは、その日後において支給することができるものとし、当該パートタイム会計年度任用職員が離職し、又は死亡した場合には、その離職し、又は死亡した日までの分をその際、支給することができるものとする。
(勤務1時間当たりの報酬額の算出)
第20条 条例第26条第1項第1号の規則で定める時間は、第16条に規定する時間に当該パートタイム会計年度任用職員について定められた1週間当たりの勤務時を職員の勤務時間、休暇等に関する条例(平成6年条例第27号)第2条第1項に規定する勤務時間で除して得た数を乗じて得た時間とする。
(休暇時の報酬)
第21条 時間額で報酬が定められたパートタイム会計年度任用職員が有給の休暇を取得したときは、当該パートタイム会計年度任用職員について定められた勤務時間勤務したときに支払われる通常の報酬を支給する。
第4章 雑則
第22条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、村長が定める。
附 則
別表第1(第3条関係)
職種別基準表
職 種 | 基礎号給 | 上限 | ||
職務の級 | 号 給 | 職務の級 | 号 給 | |
事務補助 | 1 | 1 | 1 | 93 |
やまびこ通信担当 | 1 | 11 | 1 | 93 |
管財(公用車運転手) | 1 | 47 | 1 | 93 |
消防業務 | 1 | 27 | 1 | 93 |
簡易郵便局管理業務 | 1 | 93 | 1 | 93 |
簡易郵便局運営補助 | 1 | 20 | 1 | 93 |
集落支援員 | 1 | 17 | 1 | 93 |
交流拠点施設職員 | 1 | 17 | 1 | 93 |
地域おこし協力隊 | 1 | 17 | 1 | 25 |
地籍担当 | 1 | 24 | 1 | 93 |
介護認定担当 | 1 | 1 | 1 | 93 |
子育て支援員(保育) | 1 | 8 | 1 | 93 |
保育士 | 1 | 12 | 1 | 93 |
保育所給食調理員 | 1 | 1 | 1 | 93 |
保育所栄養士 | 1 | 8 | 1 | 93 |
管理栄養士 | 1 | 29 | 1 | 93 |
保健師 | 1 | 33 | 1 | 93 |
森林経営管理業務 | 1 | 24 | 1 | 93 |
畜産補助 | 1 | 24 | 1 | 93 |
道路管理用務 | 1 | 24 | 1 | 93 |
病院給食調理員 | 1 | 8 | 1 | 93 |
病院清掃担当 | 1 | 1 | 1 | 93 |
病院リハビリ補助 | 1 | 1 | 1 | 93 |
看護助手 | 1 | 21 | 1 | 93 |
准看護師(薬局) | 1 | 27 | 1 | 93 |
准看護師 | 1 | 24 | 1 | 93 |
准看護師(当直有) | 1 | 27 | 1 | 93 |
正看護師 | 1 | 29 | 1 | 93 |
病院事務 | 1 | 17 | 1 | 93 |
学校給食調理員 | 1 | 1 | 1 | 93 |
学校給食調理員(共同調理場) | 1 | 4 | 1 | 93 |
民俗芸能博物館管理業務 | 1 | 17 | 1 | 93 |
民俗芸能博物館事務補助 | 1 | 1 | 1 | 93 |
スクールバス運転手(大型) | 1 | 20 | 1 | 93 |
スクールバス運転手(普通) | 1 | 17 | 1 | 93 |
寮母 | 1 | 20 | 1 | 93 |
学校用務員 | 1 | 1 | 1 | 93 |
学習支援員 | 1 | 1 | 1 | 93 |
スクールサポートスタッフ | 1 | 1 | 1 | 93 |
講師 | 2 | 89 | 2 | 109 |
別表第2(第17条関係)
勤務時間 | 割合 |
6箇月 | 100分の100 |
5箇月以上
6箇月未満 | 100分の80 |
3箇月以上
5箇月未満 | 100分の60 |
2箇月以上
3箇月未満 | 100分の30 |
1箇月以上
2箇月未満 | 100分の20 |
1日以上
1箇月未満 | 100分の10 |
附 則(令和3年6月1日規則第5号)
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この規則は、公布の日から施行する。
附 則(令和4年3月18日規則第8号)
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この規則は、令和4年4月1日から施行する。
附 則(令和4年6月13日規則第18号)
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この規則は、公布の日から施行し、令和4年5月1日から適用する。
附 則(令和6年3月14日規則第3号)
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この規則は、令和6年4月1日から施行する。
附 則(令和7年3月5日規則第3号)
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この規則は、令和7年4月1日から施行する。
附 則(令和7年6月24日規則第9号)
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この規則は、令和7年7月1日から施行する。