(1) はじめに近年の情報システム・ネットワークの著しい発展に伴い、情報活用の重要性は加速度的に高まってきている。本町の町立学校においても情報の有効活用なしには円滑な教育活動の推進は望めない。
しかし、その一方では多くの教育現場において、コンピュータウイルスや不正アクセス、記録メディアの盗難や紛失、機密漏洩等の問題が発生している。このような問題が発生すると、情報資産の直接的な損失のみならず、信用失墜だけでなく損害賠償等の副次的な損失を被る可能性がある。
今日の情報化社会において、学校も教育活動のさらなる発展を目指し、保護者や地域の信頼を得るためには、個々の教職員が取り扱う情報の重要性を十分認識し、その保護・管理に努めなければならない。本セキュリティ・ポリシーは、本町の町立学校における情報資産を、故意や偶然という区別に関係なく、改ざん、破損、紛失、漏洩から保護する管理策をまとめて策定したものである。本町の教職員は、情報セキュリティマネジメントを実施するために、本セキュリティ・ポリシーを遵守しなければならない。