(昭和60年10月1日告示第30号)
矢祭町町の木・花・鳥を次のとおり定める。
1 町の木 赤松
1 町の花 つつじ
1 町の鳥 山鳩
 (町の木説明)
 「赤松」は矢祭町を代表する景勝地矢祭山公園に植生し、奇岩怪石に映え85ふくしま緑の百景に選ばれた、正に矢祭町を象徴するにふさわしい木である。赤松は常緑の喬木で長寿や節操を表わすものとして古来尊ばれてきている。
 (町の花説明)
 「つつじ」は矢祭山公園の初夏をあざやかに彩る美しい花で、5月真赤に咲き誇るつつじは、まことに見事であり岩山に自生する紫つつじの景観もまた格別である。つつじは花が美しいばかりでなく、葉や枝振りも観賞価値が高い。
 (町の鳥説明)
 「山鳩」は日本にいる野生の鳩のうち、もっとも普通のもので矢祭町にも多数生息する。灰青色の美しいしま模様があり、他の鳩とすぐ区別できる。鳩は平和の象徴とされるもので、町民の和と文化の町を表わすのにふさわしい。